家具の生地を使って服を作るって斬新な発想ですよね
早朝の涼しくすがすがしい空気を感じられる時間がどんどん短くなっており、最近はアッという間にじりじりと暑い、まさに夏になったと感じるような暑さを朝から感じるようになってきました。
昔は、夏になると午前中に用事を済まそうといわれるほど、午前中は涼しかったのですが、最近はすっかり午前中でもうだるような暑さで、外に出るとあっという間に汗をかいてしまい、着替えの頻度の多さに自分でもびっくりしてしまいます。
とはいえ、屋内に入れば打って変わってあっという間に冷房の涼しさを感じるので、夏の暑い日とはいえ、外気の暑さと屋内の涼しさの気温差で、心臓の弱い人などはヒートショックのリスクがあるのでは…と少し心配になってしまいます。
外気の暑さと屋内の涼しさの温度差は気持ちいい程度ならいいのですが、場所によっては急激に冷えるので、この時期特に冷えやすい女性は、冷房対策に上着が必須になってくるのではないでしょうか。
とはいえ、まだリモートワークでの対応をしている人も多いので、自分に合わせた冷房温度に設定して自宅で快適に仕事をしている。
という人も今年は多いと思います。リモートワークで不便になった部分などもありますが、自分に合った作業環境を用意できるというのはいいですよね。
ところで、生活では衣食住として分けて考えられるもののうち、衣と住を併せてみようという試みがあるのを皆さんはご存じでしょうか。
服と住居をどうやって?と疑問がわく人も多いと思いますが、意外とシンプルで、住居の中でもファブリック系の家具の生地を使って、服を作ってみるという試みなのだそうです。
布を使っている家具といえば、パッと浮かぶのはソファーやベッド。
まさに、話題になっているイタリアのインテリアブランド、カッシーナ・イクスシーとファッションのビューティフルピープルのコラボレーションでは、家具と洋服の一体化というテーマでカッシーナの青山にある店舗を利用して展示を行っているそうです。
家具と洋服という組み合わせは、ありそうであまりないので、新しいと思いますが、どうしても家具と洋服のコラボレーションといわれると、とある名作映画のことを私は思い出してしまいます。
その映画というのは、ミュージカル映画の名作、サウンドオブミュージックです。
サウンドオブミュージック内では、厳しいルールの中で生活する家族の中に家庭教師としてやってきた、主人公のマリアが歌などの音楽を通して楽しむということを子供たちに教え、音楽でピリピリとしていた家族の空気を変えていくというストーリなのですが、その中で出てくるワンシーンが、まさに家具と衣服のコラボレーションなのです。
そのシーンというのが、家の中で勉強や決められたことばかりをやっている子供たちを、外へとピクニックに連れ出すシーン。外に出る際に、遊び着がないと知ると主人公のマリアはなんとカーテンを使って、子供たちの遊び着を用意します。
カーテンを服にしてしまうというのはなかなか驚きですが、今回のカッシーナとビューティフルピープルのコラボレーションを考えると、実はかなり時代を先取りしたことをしていたのかもしれませんね。そう考えると、もう一度サウンドオブミュージックを見たら、同じシーンを見ても見方がこれまでとは少し変わりそうです。
とはいえ、普段住む家は服は服、家具は家具でコディネートする方が、過ごしやすくなります。まだまだ続く自粛生活で、お家をもっと過ごしやすくしたくなったら、お気軽に幸インテリアにご相談ください。幸インテリアではリフォームだけでなくぴったりのインテリアの提案もさせていただいておりますので、より統一感のある素敵なお部屋作りが可能です。